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ぐるめルポ ご馳走大合奏 僕の周りのゆる〜い出来事
ご馳走大合奏 Vol.22: 南青山独り懐石ツアー
久しぶりに青山で打ち合わせがあり、その前に突撃したのがこちら、馳走喜多おかさんです。僕みたいな若造がお昼に一人で入ってよいお店かどうか、正直迷いました。しかし、知人に言われた「最後に出る御飯とめざし。あれを食べて感動しなければ、クリエイター辞めた方がいいかも」という一言に、どうしても行きたくなったのです。軽く作法の本などを読み、満を持してのトライです(笑)。
お店に入るとすぐにピカピカに磨かれたカウンター。ご主人の北岡さんのお仕事が全部拝見できる、とても楽しい店の造りになっています。それだけ、素材にも技にも自信があるってことですよねえ。僕、カウンターのお店が大好き。下手な映画やアミューズメント施設なんかより、よっぽど楽しいですよね。確実に美味しいものが食べられる近未来。そしてそれを待っている今。この感じ、すっごくワクワクするなあ。この感覚を味わえた時点で、今日を生きててよかったなあと、大袈裟でなく思います。
馳走喜多おか
ランチ:11:30〜14:00
ディナー:17:00〜22:30
TEL:03-5772-8539
写真にはありませんが、打ち合わせ前だというのに、昼ビールで乾杯(ちょっとやそっとのアルコールでは赤くならない体質に生んでくれた両親に感謝です(笑))。さあさ、食べますよお。
僕の席には、予約したコースのお品書きが既に乗っております。ふむふむなるほど!こちらのコースは八寸、焼物、しめの食事が選べるプリフィクスなんですね。懐石のプリフィクスって初めてですが、演出が心憎いなあ。
八寸 椀盛り 造り 焼物
さてさて、お料理です。まずは、八寸。手綱寿し、黒豚牛蒡巻き、稚鮎田楽、トマトレモン漬、ひさご蟹しんじょ、さざえ山葵漬、あわび茸新緑合えの7品です。むほほ、どれもこれもうんまい!とっておきばかりを集めた宝石箱みたいな八寸です。あはは、5分と経たずにやっつけちゃいました(笑)。
次は椀盛り。皐月豆腐、結びキス、花茗荷です。まずは、香りね。お椀の蓋、手前の方から持ち上げて、立ち上る出汁の香りを全部キャッチしましょう。だあああ、カツオの上品な風味、最高っす。 で、一口出汁をすすります。はあ〜、しみじみうまい。 そして、茗荷、キスに続いて最後に豆腐を頬張ると、えええ、なにこれ、美味しい!おもわずご主人に「これ何が入ってるんですか?」と聞くと、「グリーンピースと葛を生クリームと牛乳で伸ばして固めました」とのこと。いやね、簡単に言いますけど、ホント、これはうんまいですよ。感動します、はい。
造りは、鮪の赤身、かつお、萩の穴子です。 僕、穴子のお刺身は初トライしたが、甘みが厚くていいですねえ。鮪とカツオに関しては、赤身の美味しさを再確認させてもらえます。こんなお刺身なら、ワサビとお醤油はほんの少しつけるだけで十分であります。
焼物は近江牛の炭火焼、黒芋、半熟卵です。ご主人曰く、近江牛は脂がとてもさっぱりしているんだそうです。その通り、この焼物も後味がすっきりで、ぜんぜんくどくない。 味は軽く塩・コショウのみの直球ど真ん中ですが、ねえ、美味しくないわけがない(笑)。そんでもって、この半熟卵が最高、絶品。ミートイーターかっきー、このお皿をあと3枚ぐらいおかわりしたいです、はい。
止皿 食事 おまけ 氷菓子
止皿として出てきたのは、名残り空豆の山吹揚げ。空豆を卵の黄身を多めにつかった天麩羅の衣で揚げただけですが、ごめんなさい、どうしようもなく美味しいです。空豆は茹でるよりも、天麩羅か丸焼きが美味しいとご主人はおっしゃっていました。そうだろうなあ、今までこんな空豆食べたことありません。ううう、打ち合わせなければ、更にビールを頼んでいるのに〜(笑)。
そしてそして、食事。 手打ち蕎麦、冷やし茶漬け、焚き立て御飯から選べます。今日はもちろん御飯をチョイスです。で、出てきたのは小さなお釜に入った、魚沼産コシヒカリを魚沼のお水で炊いたばかりの(しかも、お米をとぐ前に、粒を揃え、欠けたやつを一粒一粒取り除いている)白米であります。めざしと赤出汁、香の物までついてます。 女将さんに御飯をついでいただき、まず香りを味わいます。う〜、 あ〜、たまらん。そして、思い切り口の中にかきこむと〜、だははははは、甘〜い、うんま〜い!大感激の大感動です!!さっき憶えたにわか作法などすっかり忘れて、赤出汁ズーズー、めざしバリバリ、御飯バクバクを、行儀悪くどんどこリピートしてしまいました。途中でおかずがなくなっちゃたのを不憫に思ったのでしょう、なんとご主人、出汁巻き卵ときんぴらをサービスしてくれたのです!ああ、これがまたそんじょそこらの出汁巻きと違うのですよ。 そんでもって、お釜にたっぷりあった御飯は完食(笑)。食べた〜。 お腹がはちきれそうな程ふくれてましたが、残すなんていうそんな罰当たりなことは、僕にはできませんです、はい。
この後、氷菓子のスイカ&びわを食べつつ、ご主人のお話をたくさん伺いました。 そして、あまりに話に夢中になったため、その後でてきた紫芋の羊羹と抹茶を写真に撮り忘れました(涙)。そのくらい、お話、楽しかったのです、嬉しかったのです。
これだけ食べて、コースのお値段は4200円。 あのね、絶対お値打ち。この内容、この雰囲気、このサービスだったらめっちゃ安いですよ。 しかも嬉しいことに平日のランチはそれ程混まないので、ゆったりお食事できるとのことです。 メニューも旬にあわせて月2回更新。青山界隈で、お昼ゆっくりと美味しい和食を食べたいなら、兎にも角にもこちらですね。一押しであります!ということで、今回のルポを終わります。
かっきー家の風景
■ご馳走大合奏
 Vol.27:神楽坂ブラッスリ
 Vol.26:恵比寿の隠れ家
 Vol.25:西麻布絶品パスタ
 Vol.24:人形町老舗寿司屋
 Vol.23:赤坂透明な牛肉様
 Vol.22:南青山独り懐石
 Vol.21:新富町穴場フレンチ
 Vol.20:白金小粋フレンチ
 Vol.19:プルプルもつ鍋屋
 Vol.18:おやっさんの寿司
 Vol.17:カウンターフレンチ
 Vol.16:1人ふぐフルコース
 Vol.15:極楽天ぷらランチ
 Vol.14:山猫フレンチ
 Vol.13:明治創業すき焼屋
 Vol.12:2ツ星スペイン料理
 Vol.11:ビル36階の中華屋
 Vol.10:世界牡蠣めぐり
 Vol.9:天空懐石ツアー
 Vol.8:吉原大門前桜肉
 Vol.7:新春トラフグ三昧
 Vol.6:年の瀬牛祭り
 Vol.5:X'mas French
 Vol.4:お座敷天麩羅
 Vol.3:Birthday French
 Vol.2:ぐりぐりモロッコ
 Vol.1:個室でスキヤキ
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